音楽メモ

Mステの感想。 椎名林檎は東京事変よりもソロ名義の方が好みかも。斉藤ネコと共作した『平成風俗』は、自己満足も長ずれば傑作となることを証明したかのごとき重厚長大なアルバムでございました。やはり椎名林檎は歌謡曲が似合います。 そして、いよいよTOKI…

僕らの音楽2 100回放送記念とか何とかで生放送。幾つかのステージを設け、MCを一切排してテンポよくライブを繰り広げていました。一青窈さんの歌う『My Favorite Sings』が良かったでしょうか。そんでもって、いつのまにやらソイル&ピンプセッションが民放…

代官山UNITへThe New Mastersoundsの来日公演を観に行ってきました。出演者多数。 ・スクービードゥ 笑えるほどにハイテンションで機関銃のようにまくしたてる小山周のMCと、手馴れた感のある観客煽りによって瞬く間に会場は熱狂の渦へ。そうさファンクはお…

吉祥寺のMANDA-LA2へ鬼木雄二のライブ(ゲスト:鈴木祥子)を観に行ってきました。いつもどおり当日券。 ・第一部(鬼木雄二) なぜかタワレコですら入荷されていませんでしたので、公式らしきサイトで公開されている曲以外はひとつも知りません、わはは。さて…

10年間で得たものよりも、失ったものばかり気になって。 10年間かかってたどり着いた場所よりも、その先に行くことばかり考えて。 ベル・アンド・セバスチャンの新譜の帯に付されたキャッチコピーです。自分は上記の言葉を実感できるほどの年齢ではありませ…

先日、ジョン・バトラー・トリオのライブを観てみようと必死こいて渋谷まで駆けつけ、なんとか定時に間に合ってホッと一息ついたまではよかったものの、当日券完売にてあえなく玉砕。ジャック・ジョンソンの登場以来、似たような人がアホのように現れ、その…

センティ・トイとスクービードゥーのアルバムが良い。 前者はブランドン・ロスとフェルナンド・ソーンダンスが参加しており(両者ともライブで観た)、一風変わった無国籍で無垢なポップスを展開しています。センティ・トイはヘンリー・スレッギルの奥さんなん…

NATSUMENのライブ行きたかったなあ。聞くところによると、中村達也・勝井祐二・ナスノミツルというヨダレが出そうなメンツがオープニングアクトだったらしい。そして関西では赤犬と共演したとかしないとか。あの驚愕のアホすぎる変態ライブもいま一度観てみ…

Mステに中島美嘉が出演。 あの血色の悪そうな不健康感プンプンのメイクはありなのか。残念ながら自分が夢見るロリコンなせいか、正常な判断が致しかねます。偏見なのを承知で申しますと、昨年のツアーの大仰な舞台装置があまりに少女漫画的に思えてドン引き…

教育テレビの「トップランナー」にクリスタル・ケイが出演していました。申し訳ないことに彼女のことはほとんど知らないのですが、テレビなどから漏れ聴こえてくるそのシルキーな歌声は自分好みかもしれません。たしか昨年のFNS歌謡祭で松浦さんと親しくなっ…

バート・バカラックが28年ぶりにオリジナルアルバムをリリースするとのこと。首を長くして待っていた人はいたのだろうかと疑問に思うほどの桁違いの大物ぶりです。 さて誰が呼んだか日本のバート・バカラックとも称されているらしい冨田ラボこと冨田恵一が、…

松浦亜弥のオールナイトニッポンで流れた中島美嘉さんの新曲が気に入りました。何でも今年はブルースに挑戦するのだとか。とは言え、デロデロのそれではなく、ゴスペル風のコーラスと管楽器を取り入れたコンテンポラリーなリズム&ブルースといった雰囲気で…

きたあああああ、Cocco活動再開。自分にとってのもう一人のアイドルであります。細かいことは気にするな。メジャーデビュー曲の『カウントダウン』をはじめて聴いたときの衝撃は忘れません。すぐさま店に走ったものの、何度見てもCocoしか置いておらず、紛ら…

渋さ知らズのライブへ。 何を血迷ったか、こともあろうにエイベックスからメジャーデビューを果たしてしまった、無頼派集団こと渋さ知らズ(ちなみに吉田美奈子もエイベックス)。放蕩を尽くした過剰さと引き換えに貧困にあえいでおり、ヨーロッパツアーや蝦夷…

SAKEROCK+TUCKER+キセルのライブへ。 ◇キセル 名前だけは知っていましたが、曲を聴くのもライブを観るのもはじめてです。ギターとベースの兄弟デュオというのも、このとき知りました。簡素な打ち込みに、音数を抑えて空間を生かした演奏だったでしょうか。…

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENのライブを観に行ってきました。ムダに長い。 フルメンバーの14人がステージに揃うやいなや、おもむろに訳のわからんコーランがCD−Jで流され、次いで意外にも『構造Ⅴ』で演奏がはじまります。コンダクターとして身振り手振…

先日、吉田美奈子+河合大介ライブに行ってきました。 会場のBlues Alley Japanは、ブルーノート東京にも似た適度な親しみやすさを残した、まあ上手い飯でも食いながら気軽に観ていきなよ、といった趣き。さすがに観客の年齢層はやや高めで、仕事帰りの会社…

吉田美奈子+河合大介のライブチケットを取ってみたのですが、手元に1枚も彼女の作品がないどころか聴いたことすらなかったので、容量不足になって久しい我が脳内に慌ててインプットしている最中です。順番が逆だろ。 アルバムによっては自分があまり得意と…

先日、UAのライブに行ってきました。 昨年の『SUN』を引っさげたライブは、唯一無二の個性を放つドラマーの外山明とUAが、共に肩を寄せ合うかのように見せかけて、その実、けんか腰で別々に明後日の方向に突っ走るかのような、訳のわからない緊張感に満…

saigenjiのライブに行ってきました。 ROVOのツインドラムを中心としたVINCENT ATMICUSのライブでsaigenjiに偶然お目にかかっているので、これで2度目となります。そのときはどこのどなたか存じ上げず、曖昧な記憶によると確か3、4人の編…

フィッシュマンズのライブ行きたかったなあ。 いまさらで気が引けますが、bonobosのアルバムがステキ。ライブが観たい。 このところ美勇伝、AIR、沖至スペシャルグループと立て続けに足を運んでいますが、感想を書くのが面倒になってきたので、ハロプ…

ROVOが主催するイベント、Man Drive Tranceに行ってきました。 ◇Dachambo まずは訂正。トリプルドラムではありませんでした。CDのクレジットではツインドラムになっていましたので、おかしいなあとは思っていたのですが、自分は一体どこで勘違いしたのでしょ…

明日はROVOが主催するイベント、Man Drive Tranceへ。例によってスケジュールを把握していませんので、危うくスルーするところでした。3日前でも余裕でチケットが取れる幸せを噛み締めています。喜んでいいのか? ROVOは言わずもがなですが、他に出演するバ…

「ベツニ・ナンモ・クレズマー」に関して調べたたところ、彼らは主にユダヤ音楽を演奏していたのだと判明いたしました。当たらずも遠からずも、やはりハズレ。知らねえ。さて、思ったとおり歌い手も凄腕パフォーマーだったようです。その巻上公一の経歴です…

先日、梅津和時が率いる「ベツニ・ナンモ・クレズマー」のライブを吉祥寺で観てきました。その舐めたバンド名から推察されるとおり、洒落っ気に満ちた演奏が繰り広げられます。大熊ワタル、関島岳郎、向島ゆり子、佐野康夫など演奏者多数(たぶん15人)。 狭い…

BONNIE PINKの新譜アルバム『Golden Tears』をレンタル。買えよ。 いつの間にやら10周年を迎え、当アルバムは8作目となるそうです。特段ファンというわけではなく、スウェデッシュ・ポップが流行っていた頃の作品しか耳にしたことがないミーハーな自分が言…

MELTONE(メルトン)のライブを観にいってきました。前回は対バン形式だったのですが、その中でも頭ひとつ抜けているように思えて惚れちまいました。今回めでたく初のワンマンライブとのこと。下北沢にあるCLUB251という小さな会場でしたが、それもまた乙なも…

unbertipo Trioのライブに行ってきました。 今堀恒雄(G)ナスノミツル(B)佐野康夫(Ds) 現代音楽に片足を突っ込んだプログレジャズとでもいうのでしょうか。いつぞや藤原大輔のライブではキメがありそうで無い、と知ったような感想を述べたものですが、…

the Miceteeth 「from RAINBOW TOWN tour」 @渋谷AX スカの枠組みに収まることなく伸張を続けているという触れ込みで人気急上昇中らしい、大阪在住の10人編成の大所帯バンドであるザ・マイスティース。細やかだけれど適度にルーズで芳醇な揺らぎのある演奏…

quartz-head council@新宿ピットイン 藤原大輔(Sax,Synth)、鳥山健明(Ds)、宮本貴奈(p)、畠 賢一(Synth) 柔らかでアンビエントな音が特徴的なYOSSY LITTLE NOISE WEAVERの『PRECIOUS FEEL』が少し前からお気に入り。印象に残るウニョウニョした音色の…