松浦亜弥のオールナイトニッポン


琴欧州と電話で共演。
スカパーCMの関連とはいえ、ついに角界にまでご進出なさいました。どこへ向かうのか松浦亜弥。相手に失礼がない限りにおいて、溢れる好奇心に身を任せて、あちこちの世界に首を突っ込んでみるのも一興でありましょう。今だからこそ可能なことでもあるのでしょうから自分は大いに歓迎します。何サマかと。
どうやら琴欧州自身が「角界ベッカム」という呼び名をあまり好んでいないらしく、ならばと、それに変わるものを番組内で決めさせてほしいと平然と申し出る松浦さん。事前に打ち合わせがあったことは想像に難くありませんが、なんにせよ生き馬の目を抜くかの如き芸能界では、この程度は厚かましさの内に入らないのかもしれません。物怖じせずにチャキチャキと喋るさまが、むしろ爽快ですらありました。そして、ラーメンを一緒に食べに行く約束まで取り付けてしまいます。単なる社交辞令かと思いきや、当の彼女は実現する気満々の模様。もしそうなれば芸能ネタの提供は勿論のこと、あわよくば角界に松浦シンパを増やそうと目論み、夜な夜な算盤をはじいているに違いありません。何たる図々しい深謀遠慮。抜かりはございません。


◇再び南海キャンディーズ現る。
土屋レオに引き続き、ゲストを容赦なく辱めます。うらや・・・いや、恐ろしい。前回、南海キャンディーズがゲスト出演した際は、終始圧倒され反省の弁を述べていたはずの松浦さんが、今回は一転して攻勢に出ていました。喋りが達者になったのか、はたまた意地が悪くなっただけなのか。いずれにしても山ちゃん憐れ。一方で、罰ゲームで嫌々ながら青汁を飲みほす場面もあり、それは北陽がゲストの際に続けざまに10杯以上飲まされて以来のことなのですが、その北陽が「アイドルなのに守られてないんだね」と呆れたように言っていたのを思い出しました。密かに身体はってます。ここで、上述した琴欧州のニックネームがリスナーの意見をもとに決められます。「角界オルフェウス」、「青い眼の弁慶」、「ビフィズス菌太郎」、「角界の姫路城」など。最終的には本人に選択してもらうそうですが、いや、それ以前にこれダメだろ。


◇今回の推薦曲。
ノラ・ジョーンズの『Don't Know Why』を勉強のために聴き込んでいるらしく、どうしてもかけたかったとのことです。歌声が素晴らしくて言葉がわからなくても伝わってくるものがある、こんな風に歌えればな、と言ってました。なるほど、そうですかそうですか。なるほどの意味がわからない。『Don't Know Why』が収録されている『Come Away With Me』は、スモーキーでクセのない歌声や奇を衒わない楽曲に魅力があるのは勿論のこと、音質も良いのではないかと思ってます。一方で現在のハロプロの音質は、一部の例外を除いては総じてアレな気がしないでもないのですが、自分はどうでもいいとして、耳のいい人が聴くとその辺りどう感じるのでしょうかね。
そういえば平井堅が同曲をカバーしていたはず。というか、作曲者のセルフカバーも含め、ちょこちょこカバーされていたように思います。ちなみに個人的にはピーター・マリック・グループで歌っているアルバムが好き。フツーといえばフツーなんですけど。


で、新曲のタイトルは『NAMIDA』に決定したとのこと。「とにかくすっごくいい歌だなと最初聴いたときに思った」そうです。わからん。