ようやく「ベストヒット歌謡祭05」を観賞。
赤いドレスを身にまとった別嬪さんは誰ぞやと思ったら、なんと松浦さんではありませんか。この手の衣装も違和感がなくなってきたような気がします。このときには風邪が治っていたのでしょう、歌も上々だったのでは。めでたい。が、ゲストを圧倒せんばかりの司会の藤原紀香の衣装には、さしもの松浦亜弥も及ばず。オトナっぽく見せようという目的は脆くも崩れ去ったのでありました。南無。
ところで、その『気がつけば あなた』の途中で鳴り響いた「あややコール」に、観客から失笑らしきどよめきが起きていたような。どこかで観た光景なり。規模こそ違えど、たしかアレグリアでのミニライブもこんな感じでした。また、ただ一人辺り構わず回っている御仁もおり、その地点にのみ言い知れぬ哀愁漂う異空間が形成されています。ある意味すげー。まぁそりゃ驚くでしょうよ。幸か不幸か既に慣れきってしまいましたが、はじめてライブに足を運んだ際には自分も笑いましたもの。同時に、恐るべき一体感を目の当たりにして、こういう世界もあるのかと素直に畏怖にも似た感動を覚えましたっけ。これまで直接的に迷惑をこうむったことがないので、あちこちで言及されているほど自分は嫌悪感を持ってはいないのですが、一方で、せっかくの晴れ舞台くらいおとなしくしとけ、と思わなかったわけでもありません。松浦さんも思わず照れ笑い(失笑?)を浮かべていましたし、実際どんなものなんでしょうかね。