アレグリア2に関しては、だんだんと面倒になってきたので非常に面白かったということで長々とは述べません。目もくらむような人間離れしたパフォーマンスが必見なのは言うまでもありませんが、全編が生演奏だったこともまた驚きでした。効果音すらほとんどがそうで、暗がりで詳しくは確認できなかったものの、馬蹄の音なぞはパーカッションで表現していたようです。また、楽器隊が会場を練り歩く途中で、一般席で観賞している松浦さんをステージに引っ張り出すパフォーマンスもありました。悲喜こもごものストーリー仕立てのパントマイム(?)も、身振り手振りが実に豊かで笑えますし、会場全体を巻き込むやり取りを含め、あらゆる箇所に趣向が凝らされていたような気がします。予期していたより会場が狭かったこともあり、想像していた以上に大迫力でありました。まんまと松浦亜弥というエサに釣られただけとはいえ、この件がなかったとしても十分に楽しめるものでした。おかげさまでいい経験になりました。ありがたやありがたや。
ミニライブは『気がつけばあなた』と『LOVE涙色』の2曲。あくまでオマケです。衣装は、『気がつけばあなた』のMステ出演の際のそれに似ており、背中部分がパックリと開いた白のドレス。流刑地の如き座席でしたので真正面から見ることはできず背中ばかりでしたが、何の文句がありましょうか。一変する会場の雰囲気に、「こっちが本命かよ」という笑い声がちらほらと聞こえてきましたので、知らぬ存ぜぬを決め込んで一緒に笑っておきました。ワハハ。