中島美嘉の『MUSIC』を購入。まだ聴き込めてはいませんが、『aroma』や『Be In Silencd』などのオサレな佳曲がやや影をひそめたことと、彼女に興味を抱くきっかけとなった『Love Addict』に匹敵する楽曲がなかったことから、前作の『LOVE』越えはならずといった印象を受けました。また、あくまで『LOVE』との主観的な比較にすぎないものの、少しばかりあざといような気がしないでもありません。しかし、『Rocking Horse』でのはすっぱなヴォーカルや、根岸孝旨編曲のCoccoもかくやと思わせる(歌詩も怖い)『Fed up』などの新境地も見られますので、そもそも比較すること自体が不毛であるのかもしれません。今のところ、アシッドジャズ風の『SEVEN』とブルース風の『FAKE』が好み。いろいろ言っておいてアレですが、自分の狭い嗜好はさておき、今作の完成度もべらぼうに高いよう思われます。中島クオリティ顕在。今年もライブに行く予定。