H・P・オールスターズの『ALL FOR ONE & ONE FOR ALL』は、今のご時世でこれはアリなのかと疑ってしまうほど掴み所のない楽曲だと思うのですが、わりと気に入っているので言葉に窮してしまいます。吹けば飛ぶよな楽曲の軽さと46名の歌声が醸しだす一体感は妙に捨てがたいものがあり、その意味では同c/w曲を凌駕しているような気がしないでもありません。彼女達が積み重ねてきた歴史を俯瞰できるほどの知識も情熱もないけれど、そんな自分であっても全員が勢揃いしたPVを目にすると嬉しくなってしまうのが不思議です。これはこれでいいよね。