ROVOのライブを観てきました。
出だしこそ若干固さが見受けられましたが、異様なまでの昂揚感をもたらすに至る終盤の怒涛のような奔流は、もはや圧巻の一言に尽き、それ以上の言葉が浮かんできません。確かな技術が裏付ける複雑怪奇な演奏に彩られていながら、そこで展開されるのは一転してシンプル極まりない物語。螺旋階段を上り詰めた先に広がる銀河にこだまするは、汲めども尽きぬ冷ややかな熱情。予定調和を覆した末に訪れるのはやはり予定調和なれど、それは常に流動的であって同型を留めることはありません。かっこよすぎ。詳細は次回に、たぶん。