この間、本屋を徘徊している時、背後にただならぬ気配を感じたので振り返ってみると、不意に「松浦弥太郎」の文字が視界に飛び込んできた。
実に紛らわしい・・・のか?僕の知らぬ間に松浦亜弥が新しいエッセイ集でも出したのかと勘違いして舞い上がってしまったではないか。よくよく見ると見間違えるほどでもないのだが。
かようなまでに僕はあやや嬢に飢えている。午後の紅茶のCMに出くわすたびに、エプロン姿の彼女を背後から抱きしめようとして虚しく空を切ったり、彼女の作ったカレーを食した気になって「おいし〜い」と気色の悪い猫なで声を出すことには疲れた。やがて現実に訪れるであろう時に思いを馳せ、シーツの端を口にくわえて夜毎枕を濡らし、とうとう涙は尽き果てた。もう我慢できない。


そんなわけで、自称「放送作家の卵」の3人と共に、生身のあやや嬢を明日見てまいる。共に行く内の2人は全く面識がないのだけれど、伝え聞くところによると両方とも生粋のアホであるらしい。しかも幸か不幸か、あやや嬢の大ファンであるとか。これは期待できる。ぐへへ。