国内外を問わず、個人的に買わねばならぬ新譜がリリースされまくりの今日この頃。気がつけば密かに慌しく、予定していた藤井郷子のライブの開始時刻を過ぎてしまって断念するはめになったわけですが、しかし毎度のことながらチケットなどというシャレたものなど取っていませんでしたので別段悔しいとも思わず、まあいいかとタワレコに立ち寄ったのでした。安倍さんの新譜を小脇に抱えてドナルド・フェイゲンやら何やらの新譜で粉飾し、お楽しみは最後にとっておくのさウヘヘ、と最後に松浦さんのスタジオライブDVDを手に取ったところで愕然。トールケースやんけ。かくして我の涙ぐましい試みは瞬時に水泡に帰したのでありました。だからどうした。別に気にしたことはありませんが。
安倍さんの新譜いい感じですね。自分がハロプロに求めているのは無条件な楽しさなのかもしれないなあと、何だかよくわからぬことを考えました。スタジオライブの感想なぞは後日に回すつもりですが、小さくまとまりすぎているような気がしないでもなく、ライブ感というか空気感が欠如しているようにも思えます。どこか煮え切らない。彼女の場合、生バンドで歌う機会が比較的多くありましたので自分が贅沢になっているだけなのかもしれません。もし継続するのであれば曲数を増やすなり見せ方を工夫するなりと、もうひとひねり必要になってくるのかもしれませんね。まあ、はじめての試みですから。などど何のかんの言っておきながら、歌はいいですし、楽しそうにしている姿があればそれで満足できるわけで。『LOVE涙色』が一番の出来でしょうか、いい表情しています。願わくば他のメンバーでも見てみたいところです。ところで、まもなくはじまる松浦さんのツアー。生演奏はないにしても、スタジオライブDVDのリリース時期が意味深ですし、何か期するところがあるのでしょうか。ツアーコンセプトが明確なようなので、この雰囲気を踏襲したものになるのかもしれません。おそらく松浦さん自身の意見が多少なりとも取り入れられていることと思います。場合によっては閉鎖的なライブになるのではないかという一抹の危惧がありつつも、その一方で、あれもこれも聴けるのではないかと期待が膨らんでいる最中です。