新年一発目の松浦亜弥のオールナイトニッポン。もろに録音。


昨年末に録音しているようでしたから年末年始の話は一切なし。ライブが控えていますので録音放送はやむをえぬことでしょうし、個人的にはどうでもいいことなのですが、それを逆手にとってネタにする図太さが小憎たらしい。さすが女番長、辛口と称して投稿メールをバッサバッサと切り捨ててマジレスしまくる様も堂に入ってまいりました。頼もしいことで。はて、好感度は大丈夫なのか。それが功を奏したのか、はたまた捏造なのか、本人曰く、川柳コーナーでは女の子川柳の方が断然多いと。めでたい。ドMの血が騒ぐぜ。うむ、足を引っぱることだけは避けねばなりますまい。このサイト自体が邪魔なんじゃねーかとは、思っていても口にしてはいけません。松浦さんは自身でファンサイトを巡回しているようですが、その点、我が地中サイトは間違っても発掘されることがないでしょうから安心です。そもそも役立とうとする気なぞ露ほどもない只の繰り言にすぎませんし。


昨年の初更新で、徐々に自立心が萌芽しはじめるのではないかといった類いのことを述べましたが、なんやかんやあったので予期に反してその兆候はあまり見られませんでした。ところが、ここにきて今後の活動に対して、周囲の意見を聞きながらも自分の意思を介在させていきたい、地に足をつけて歩いていきたいと明言しました(正確には去年も口にしてはいるのですが)。また、整えられた環境の中でデビューできた自分は、路上ライブやインディーズを経てデビューを果たした人達に比べて遥かに恵まれており運が強かったと、卑下していたわけではないけれども、しみじみと述懐していました。そして自分で自分をプロデュースしていきたいとも。そうした言葉が聞きたかったのです。我を通すだけでは物事は容易に動かないでしょうし、良いモノが生まれるとも限らないでしょうから、猪突猛進も一興なれど、寸前で踏み留まれる内外のバランス感覚を養うこともお忘れなきよう。と、まずは自分に言ってやりたい。しっかりしてるなあと、ガラにもなく全文書き起こそうかと思ったほどです。いいぞいいぞ。感動した。
ライブのほかに、今年と来年の2年くらいのスパンで色々なことをやってみたいと考えており、なにやら事務所には既に意思は示しているとのことです。水面下で何かしら動きはじめているのでしょうか、お芝居的なことを300〜500人ほどの会場でやってみたいそうです(十分な規模ですが)。どんな形であれ彼女の希望が全て、あるいは一部でも実現するのであれば、厳しくもステキな共演者、スタッフや環境に恵まれればいいな。我が身を棚に上げて言うのもどうかと思いますが、何度も申し上げてきたように、自ら閉ざすことなく常に貪欲であってほしいと願ってやみません。宝塚という新しい血を取り入れたり、外注が増えてきたり、シャ乱Qが再始動したりと、彼女のみならず全体で変化の兆しが見えはじめたような気がしますし、ここはひとつ前向きに捉えようではありませんか。で、会長のお許しを得たのでとりあえず彼女は車の免許を取る予定らしく、族上がりの親の血を継いでいるから運転は上手いんじゃないかと一笑してました。ああそうですか。


松浦さんがいたくお気に入りの新曲『NAMIDA』。彼女はわりと古風な嗜好の持ち主のようなので、オンエア前の口ぶりから奇天烈な曲がくるとは思っていませんでしたが、なるほど、印象的なフックこそないかもしれないけれど良い曲ではなかろうかと自分は思ってます。教祖様が黒と仰るなら黒、白と仰るなら白、というわけではないものの、いまさら冷静な判断ができるはずもなく、というより元から不可能。むむ、何やらニューミュージックの香りが漂っているような。以前にも述べたように、自分の原点はこの周辺でありますから抗いようがございません。20代半ばにして既に感性がおっさん化していることは自覚しております。親父と雁首並べて紅白のアリスを観賞し、『狂った果実』と『遠くで汽笛を聞きながら』は名曲だという意見で見事一致しました。だからどうした。
さてこの『NAMIDA』。作詞・作曲・プロデュースともつんくが関わってないようですが、なぜに詳細を伏せているのでしょうか。わからないことが却って新鮮でもあります。そんなわけで知ったか感想はいずれ。あとソロツアーも決まったようですし、いよいよ楽しみになってまいりました。ありがたやありがたや。