武道館で行われた「Act Against AIDS 2005」と、神戸ウィングスタジアムで行われた「震災10年 神戸からの発信」に松浦亜弥が出演。
前者では『100回のKISS』と『気がつけば あなた』を披露したそうです。また、舞台裏で京本正樹に写メを催促されたことを暴露し会場の笑いを誘ったとか何とか。またぞろ、おっさんキラーを発動させたのでしょうか。素晴らしい。多数のタレントが集結するイベントですから、彼女一人をしてアウェイと呼ぶのも変な話ではあるけれど、ともかく堂々としたパフォーマンスだったと耳にしました。最後は「ぜひ、また呼んでください」と再登板のお願いをし、真偽は不明なれど大歓声を浴びたとのことで、好評であったのなら幸いです。芸能ニュースで見た限りでは、福山雅治の人気は衰え知らずといったところでしょうか。そして神戸で行われた後者のイベントでは『渡良瀬橋』、『気がつけば あなた』、『草原の人』を披露し、聴くところによると3曲歌ったのは堀内孝雄と彼女のみであり、他は皆2曲だけだったそうです。姫路出身ということが考慮されたのでしょうね。それにしても『渡良瀬橋』は関係ないような。


規模の大小によらず、何かしらの歌に関わるイベントに参加できるのは喜ばしいことだと思います。上手くいけば興味のなかった方にも存在をアピールできるわけですし、誰であれ生で観るのとそうでないのとでは大きな差があるでしょうから。「松浦亜弥」というアイコンが一人歩きをはじめているという側面はあるのかもしれませんが、そのイベント内容もさることながら、様々な人達と接点を持ったことにも大きな意味があるのではないでしょうか。それはメディア報道やCDに比べると華やかさにおいては一歩譲るのかもしれません。しかし、それだけが全てではありますまい。思わぬところで実を結ぶこともあるでしょうし、出会った人達から有形無形の影響を受けることもあるでしょう。知らんけど。
贅沢を言えば、年齢の若いミュージシャンとの絡みが増えればなあと。いまさら文句を垂れる輩はおるまいて。その点は、先日のラジオで松任谷由美が言っていたように、あとは人を惹きつける魅力が彼女にあるかどうかなのかもしれません。実際、作り手に愛される歌い手というのは、何かしらの魅力を兼ね備えている者が多いように思いますし、そうなると実利だけでは計れないものだと想像します。それが現時点の松浦亜弥にあるのかというと、勝手ながらちと心許なく思わないでもないのですが、なんにせよ自分にはわからぬことです。ハロプロあっての彼女ですし、ましてや、つんく先生をソデにするつもりなどありませんが(つんくは偉大!)。また、自我を通すことが必ずしも良い結果を生むとは限らないでしょう。それでも、その辺りの彼女のバランス感覚と、まだ見ぬ可能性の道を自分は(盲目的に)信じています。何様かと。


で、話は変わりますがMOTIFのライブを観れませんでした。というか時間帯を誤って記憶しており、到着したときには残り30分という有様。そのためだけに6000円は払えませぬ。当日券で入る予定だったので実害はないけれど、もうアホかと。明日もあるそうですが、明日はハロ☆プロパーティーNEOの千秋楽がありますので、迷うまでもなし。縁がございませんでした。ワハハ。そういえばハロプロ関連の千秋楽は初体験です。ツアーの性質上、地方公演が多かったので凱旋ライブさながらの雰囲気になるのでしょうかね。最初と最後だけで知ったようなことを語るのもムシがよすぎますので自分は言葉を持ちあわせておりませんが、それでもゲンキンなものでワクワクしてまいりました。誰々ファンという垣根を越えた素晴らしいライブになればいいな。