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美勇伝の記念すべき初ツアーにて、松浦亜弥のプレデビュー曲である『100回のKISS』を石川さんが歌ったと聞きました。当ツアーやハロ☆プロパーティー公演の性質上、松浦さんに限った話ではないけれど、相変わらず平然と神経を逆撫でするような場当たり的な施策であるなと感心するやら呆れるやら。ここで盲目ファンらしくムキーッとなって当楽曲にまつわるエピソードを知る限り書き連ねることは容易なれど、いかんせん飽きた。などと言いつつも好奇心を抑えることができず、その音源をおそるおそる聴いてみたのですが、むぅ、これはこれでアリだな。自分が思うに、いまや石川梨華と小倉優子は双璧を為しており、彼女達が紡ぐ独自の世界観は余人には容易に真似しがたいものがあります(小倉優子はわざとかもしれませんが)。ゆえに、自分はどちらの歌も好きなのでありまして、音源を聴く限りにおいても、その特徴がいかんなく発揮されているように思えます。やはり歌に単純な優劣はないのです、きっと。いいんでないの。