さんまのHAPPY Xmas SHOW!。
ハロプロからは後藤・松浦・藤本こと、ごまっとうが出演。あでやかな衣装の影響もあるのでしょうが、それ以上に三人ともが大人っぽくなったので随分と印象が変わったような気がします。つくづく一夜限りの再結成なのが惜しまれます。


トーク中にさんま氏が発した「あややさん」という聴き慣れぬ言葉に照れてしまった松浦さん。彼女自身が「あやや」と呼ばないこともありますが、そろそろ彼女の中では「あやや」という呼称が現実に即さなくなってきているのかもしれず、それが違和感の遠因になっているのかもしれません。知らんけど。
それはともかく、肝心の歌部分は、イントロとアウトロ部分に『ジングル・ベル・マンボ』を配し、その間に昭和歌謡曲のソロを挿む趣向でありました。後藤さんは『買い物ブギー』。先日NHKで放送されたの歌謡何とかの、もったりしたストリングス主体の編成よりも、今回のホーン主体のビッグバンド編成の方が後藤さんには映えるような気がします。というのは単に自分の好みです、ええ。一方で、藤本さんは『銀座カンカン娘』。やや藤本節が影をひそめていましたが、それでも妙に似合っていたように思います。そして松浦さんは美空ひばりさんの『真っ赤な太陽』を披露。愛らしくも貫禄ある堂々としたパフォーマンスでした。最後の『ジングル・ベル・マンボ』の「花吹雪」部分のハモリで、上のパートをひとり歌っていたのは松浦さんでしょうか。おいしいなぁ。


デビッド・サンボーンを筆頭に、オルケスタ・デ・ラ・ルス佐藤竹善氏らが出演するなど、なんだか豪華な番組でありました。ハロプロ勢に関しては、昨年の山下洋輔トリオと共演するような奇跡の演出こそありませんでしたが、何の文句もございません。2年連続で十分に堪能させていただきました。ありがたやありがたや。もしかすると、紅白で歌う童謡も意外にいけるかもよ。