東京電力エコキュートのCMで、子どもがレコード盤を手にして「昔のCDか」とつぶやく場面があります。自分が物心ついたときには既にCDの時代だったように思うのですが、それでもCDとレコードは別物であって単純に新旧で語るべきではないという認識を持っているため、そのCMを目にするたびに微かな違和感を覚えてしまいます。詳しいことは知りませんし、レコードに尋常ならざる愛着を持っているわけでもなく、むしろ関心が薄い部類の人間なのでその違和感を言葉で説明できるわけではないけれど、それってどうなのよと思ってしまうのです。単に古いだけであれば、わざわざCDと並行してアナログ盤を出すミュージシャンがいることの説明がつきません。それは音へのこだわりであって、ただの懐古趣味ではないでしょう。また、寝食を削ってまで理想の音を求めるのに血道をあげる優雅な趣味人や、ウン十万ウン百万とするバカ高い再生機器をして金持ち父さんから銭をせしめんとするメーカーや、鼻持ちならない提灯持ち雑誌が多数存在することの説明がつかないではありませんか。


噛み付くほどのことでもありませんかそうですか。周到にしかけられた罠かもしれませぬ。
ところで、うたばんに異変が起きていたような・・・。てこ入れ?