数少ない真っ当な音楽番組「夢・音楽館」に中島美嘉が出演。
前回の「HEY×3」にて暴露された悪趣味の数々を見て、ますます本人に対する関心は失せつつあるのですが、紡がれる音楽と歌い手とを無理矢理にこじつけるのはファンのエゴでありますので、その点はあまり関係がありません。
「良くできた工業製品」と「矛盾を孕んだ歌声」の融合によって際どいバランスを保つ中島美嘉の音楽。ゆえに楽曲の質の低下はもちろんのことですが、彼女の歌が飛躍的に上手くなってしまえば却って崩れ去ってしまうような皮肉な状況が生じつつあるのではないかと自分は思っています。それはともかく、この番組でどのようにアレンジされるかが楽しみです。


ムダに長くてすみません。最後まで読む人はいるのだろうか。