モーニング娘。にみるアイドル音楽の再評価」なるトークイベントがあった模様。
松浦亜弥の楽曲で最も好きなものを挙げよと命ぜられたなら、迷うことなく『LOVE涙色』と答えるほどにお気に入りなのですが、さもありなん、やはり相当力を入れて製作された楽曲であったそうです。彼女の存在を広く知らしめた楽曲はダテじゃない。ありがたいことです。他にもモーニング娘。タンポポについての裏話が満載だったようです。やっぱりダンスマン・永井ルイ渡部チェルが関わっていた時期の楽曲っていいもんなぁ。ちきしょー、行きたかったなぁ。


何の自慢にもなりませんが、『トロピカ〜ル恋して〜る』、『LOVE涙色』を手がけたチェル氏をひとめ拝むために彼の所属するSoh Bandのライブを観に行ったことがあります。が、30分前に会場に到着したところ客と思しき人は自分ひとり。小さな小さな会場にも関わらず、それ以降も会場が埋め尽くされることはなく少し肩身の狭い思いをしたものです。
たしかSAX・G・KEY・B・DR編成で、やたら高レベルな演奏だったような記憶があります。轟音のためかチェル氏はあまり目立っていませんでした。というか、キーボードということもあり、このバンドではそういう役回りのようです。随分前のことですし、知識がないので上手く表現できませんが、いかにも渋さ知らズに代表される「地底レコード」然とした演奏だったと云えば、ご存知の方には概ね想像がつくかと思います(Soh Bandも同レーベル)。プログレっちゅうか、なんちゅうか。関係者と思われる一群がしきりに「あれは真似しようにも真似できへん」とぼやいていたので、本当に凄いのでしょう。バカテクでした。