後藤真希ライブ「〜あゝ真希の調べ〜 」を観に行ってきました。
その際に、生まれて初めてサイトの管理人さんにお会いすることに。厳密に言うと、我をハロプロ無間地獄に陥れた腐れ縁のサイト持ち友人が最初であり、それはそれは罪深い所業でもはや憎んでも憎みきれない存在なわけですが、彼が出奔してしまったのでここでは措くことにします。
会うのも観るのも初体験ということでドキドキしながら会場に到着しました。ところが、いよいよ落ち合う段となった時に自分の早とちりで全く別の方と勘違い。ご本人から確認のお電話を頂かなければ、危うくどこのどなたか存ぜぬ方と語らうところでした。今思えば、チケット云々と述べたのち、その人がおもむろに金を指し出したので、この時点で少しおかしいとは思ったのです。これは自分の貧相な格好を見て物乞いと見做したに違いなく、これで温かいチケットでも買いなさいと言われているのだと善意に解釈してありがたく受け取るところでした。どうやらチケット受け渡しの現場に偶然居合わせたようです。これも関係ありません。


さて、お聞きしたいことは山のようにあったはずなのですが、いざ蓋を開けてみると、後藤さんは細いだとか、太鼓はすげーだとか、道重さんの写真集はエロそうだとか、加護さんやべーだとか、大阪人は関西弁だとか、座間で迷っただとか、安達祐実の写真集からは背徳の香りが漂っているだとか、わけのわからぬことを喋っては負のオーラを発散するばかり。見事に生き恥を晒してまいりました。
「ファンが語る99の後藤真希」も拝見。まずは中身の重厚さに驚き、次に執筆されている管理人の名の多くを知っていた自分に驚く。自分は後藤さんのみならずそのファンのファンなのか、はたまた暇人なだけなのか。きっと両方です。
その他にも興味深いお話をいろいろと伺ったのですが、中でも目からウロコが落ちたのは一日二公演のお話。昼の部に家族連れが多く見られることから察するに、世のお子様方にとって大きな意味があるのではないか、との指摘を受けたのです。なるほど。一日三公演はさすがにアレであるけれども、確かにそうした面があるのかもしれません。これまでその施策に対して否定的な立場を取っていたわけですが、現状を知ろうとせず、自分の思い込みと都合(要は金がない)だけで語ることの愚かさを思い知らされました、っていうのは大げさすぎるか。我ながら世間が狭い。


えっ、ライブ? そりゃあいいライブでしたよ。幸運にも前席が空いていたので視界良好。ついでに初めてヲタ芸とやらも間近で観賞。振り付け完コピの方がよほど尊敬すべき「芸」であると思います。
後藤さんかっこいい。細い、というよりはしなやかな体躯と呼ぶべきなのでしょう。今やハロプロでは定説となりつつあるようですが、CD音源より遥かに歌声が響いてきます。また、その日初めて披露された新曲も聴けましたし、マイクパフォーマンスも見ることができました。あと、隙あらば「ごっちんコール」を入れようとするファンの姿勢や、終演後ひときわ大きく鳴り響く「ごっちん最高コール」が、松浦ライブにしか行ったことのない自分には新鮮に思えました。
聞くところによると、前回のライブから間隔が空いたせいか声の調子が今ひとつで60〜70%の出来であったそうです。アレでそうなんですか。言われてみればフェイク時の高音が出ていなかったような気もするけれど、自分は十分に満足しました。例えそうであったとしても、ならば尚更足を運ぶ価値があるというものです。


ライブの感想は真面目に書こうと思っていたのですが、「楽しかった」の言葉しか浮かんでこないので多分書きません。語彙不足。