2日連続で同じ公演に足を運ぶのは自分にとって初めての経験でした。数日前から予定していたこととは云え、我が盲目もここに極まったかと自嘲するばかり。それでも、もう一度観てみたい、観ておかねばならないという不埒な欲求を抑えることができず、結局は嬉々として代々木スペシャルが行われる会場に赴いたのでした。予期していたとおり前日に覚えた感激が減じられることはなく、結局は行ってよかったと改めて思うことになりました。


どうにかして先日観た代々木スペシャルを上手く言語化できぬものかと、昨日から文章を書き連ねては消す作業を繰り返していました。躍動する松浦亜弥の姿は今も鮮明に脳裏に焼きついているのですが、語彙・感性共に乏しい自分ではそれを表すことができません。
あたりまえのことですが、自分はファンの一部にすぎません。観客ひとりひとりに感想を聞けるわけではありませんから、大仰なことを言うつもりはありません。詰まるところ、無理矢理に連れて行った友人と自分自身が本当に楽しんだのかどうかくらいしかわからないのです。
終演後、「あややすげーな。めっちゃおもろかったわ」と友人が笑顔で述べました。同意。それぞれ言葉は違えども、同じように感じた人たちは多くいたのではないでしょうか。そう願っています。そして、彼が述べたその言葉こそが一番ふさわしいのではないかという、つまらぬ結論に至りました。多くは語りますまい。自分の言葉なぞは無力です。
誰よりも楽しそうに歌う松浦さんを観ることができて良かったなぁ。自分は幸せものだなぁ。それでいい。素晴らしいライブでした。ありがとう。
と言っても、備忘録として残しておきたいことは多々ありますので、都合のいい美化と捏造を混じえつつ、これからネチネチ述べ続けるかもしれませんが・・・。


それにしても、この事務所はささやかな感動に浸る暇すら与えてくれませんな。何とかシツレンジャーがアホっぽくて面白そうです。ザ・企画物。音楽的なことは一切わかりませぬが、ファンにとってはおなじみであるDAICHI印が刻印された、良くも悪くも変わり映えのない迷曲ではなかろうかと推察します。そして、どうにも釣り合わぬムダに豪華な演奏陣が笑えます。そうる透と人時ってどういうことでしょうか。DAICHI氏を野放しにしてはいけないとの判断が為されたに違いない。けっこう好きかも。
それはともかく、3人とも犯罪的にかわいい。3人以上は全て「たくさん」としか認識しえない自分にとって、「後浦なつみ」は各人を観察できるギリギリの範囲であります。それ以上になると脳内で処理することができないので、すさまじく疲弊します。楽しみ。