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松浦亜弥の新シングルは『渡良瀬橋』だそうです。
もしかして森高千里ですか。ついに偉大なる先人の領域に踏み込むのか。となると、これまでの経緯からして編曲者は高橋諭一氏か前嶋康明氏になるのでしょう。両氏であれば、奇をてらったアレンジを施すことはないでしょうから、結果としてメロディを最大限に生かした楽曲となるのではないでしょうか。知らんけど。

当方カバー否定派ではありませんので、対象へのリスペクトの念が感じられるものであれば、どんなミュージシャンであっても、またそれが単に一手段にすぎなかったとしても大概は歓迎しています。むしろ、思い入れのある楽曲ならばどんどんカバーすればいいと考えています。安易なカバーは勘弁願いたいところですが、それを通してミュージシャンのバックグランドに触れることも少なくありませんし、そこから予期せぬ広がりを見せることも多々あります。
さて、『渡良瀬橋』には松浦自身の思い入れが反映されているのでしょうか。おそらく、さほど関わってはいないでしょう。なので自分の思うカバーの本分とは若干異なります。けれども、現在の松浦亜弥のパブリックイメージとの乖離を恐れず、アルバム曲やc/wに収録されることの多いカバー曲を敢えてA面にもってきたことからは、松浦亜弥の方向性を示そうとする送り手側の確かな意志を感じます。なので、カバー曲であることの一事を以ってつんく氏の手抜きだとは思っていません。吉とでるか凶とでるかは蓋を開けるまでわかりませんが。
それにしても、ここにきて森高千里のカバーなのですから何とも意味深、いろいろと勘繰りたくなるところであります。もしかすると近い将来リンゴばりのドラムを披露しちゃったりするのでしょうか。ともかく、楽曲を聴かぬ現時点では何ともいえませんね。おとなしく待つことにします。
ふり幅に関しては「後浦なつみ」で存分に味わおうと思います。こちらはぶっ飛んだ曲を期待。

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もはや有名無実化している『FOLK SONGS』内でもいいので、いずれ『ミルクティー』をカバーしてほしい。キャロル・キングもいいなぁ。少なくとも自分は喜びます。でも、たいせーは勘弁。
・・・ワガママですかそうですか。