おっさんから小娘まで取り揃えた今日のHEY×3。豪華です。
このところ、やたらに老け顔のことを口にするようになった松浦亜弥が出演していました。そういうお年頃なのでしょうか。老けてはいないと思うんですけどねぇ、まぁ桃色眼鏡で見ている自分なので何の信憑性もありませんが。


明日にでも火を噴き出しかねない我が愛しきボロテレビの影響か、例によって細かい部分など聴こえず、コーラスの判別すらできない状況でしたが、やはり新曲『Your Song』はいい曲ではないかと思うのです(おそらくリズムは打ち込み)。あぁそれなのに、テレビサイズ曲尺の何たる短さよ。本番前の様子など流さず、その分を歌に費やしてほしかった、と思うのは自分のわがままなのでしょうか。
間奏のギターソロを欠く『Love涙色』が真の『Love涙色』たりえないように、終点に向かって緩やかな曲線を描きながら高揚へと導く『Your Song』もまた同様であり、他の出演者も同一の条件であるとはいえど、著しく短縮されてしまっては伝わるものも伝わらなくなるように思います。かといって、テレビサイズを意識しすぎる必要もないけれど、各ミュージシャンは当然として、何よりも音楽自身のために改善して欲しいところであります。
一瞬で心を掴むには多少インパクトに欠ける『Your Song』なので、リフレインをもう一度所望したかったところです。それにしても、イントロ部分が『赤いスイトピー』に似ているような気がしてなりません。あと、リズムを意識しすぎて、若干カクカクしている歌唱のような気がしないでもないが、それは自分の勘違いにすぎないでしょう。個人的には、純粋にいい曲だと思います。


他の出演者について。
佐野元春の新曲『国のための準備』もいい曲ですね。この手の音は現在の流行なのでしょうか、最近になってよく耳にするような気がします。CCCD問題で揺れていた彼ですが、このところ自主レーベルを立ち上げたとのことなので大いに期待しています。ロッケンロールの伝道師は枯れることを知りません。かっこいい。
分厚いんだかスカスカなんだかよくわからない胡散臭い音が妙に心地よいクレイジーケンバンド。いつの日かライブに足を運んでみたいものです。
大塚愛についてはよくわかりません。おそらく音は被せているのでしょうが、それでもバックバンドの存在はうらやましい限りです。あやや嬢にもぜひ。