ダブルユーつんくプロデュースから離れるとか。詳細がわかるまでは何とも言えませんし、わかったところで何とも言えないものの、積極的な施策であるのならば正直うらまやしい。後藤・松浦と異なり、どちらかといえば辻・加護はつんく節が希薄だと思いますので、もしかするとプロデュースする側も取っ付きやすいのではないでしょうか。
音楽に詳しいハロプロ系サイトでちらほらと目にするので気になっていたラムライダーを視聴してきました。キラキラとしたポップなサウンドで、妙にすかしたところもなさそうなのでダブルユーと相性がいいのかもしれませんね。『2ndW』の出来が良かっただけに、この時期につんくプロデュースから脱することに対し疑問に思うところもありますが、とりあえず続報を待ちましょうか。吉とでるか凶とでるか。楽しみです。


一方、そ知らぬふりをしていながらも待ちわびていた松浦の新曲の発売日が9月14日に決定。初回版はPVが収録されたDVD付きとのこと。いちいちPVを個別に売り出すあざとい手法に懐疑的だったので、価格はそれなりとはいえど、ようやくかといった趣であり実に喜ばしい。ところで、午後の紅茶のCM曲はCD化されるのでしょうか。曲調のわりにリズムの取り方が後ろすぎるのか、ちと野暮ったい気がしないでもなく、贅沢を言えばもう少し軽めのあっさりした歌唱でレコーディングしなおしてほしいかも。また、最近の作品は歌声が突出しすぎて時に鬱陶しくも思えますからサウンドに上手く溶け込むよう歌声の音量を抑え目にしていただければサイコーです。テンポの違いに拠らず、一歩退き抑えてこそ匂い立つ色香や情感がきっとあるはずです。どちらにせよ臆面もなく絶賛するに決まっていますが、やはり楽しみにしています。めでたい。
それはともかく、いつか松浦さんも外部に委託していただきたいところです。具体的に誰とは思い浮かばないのですが、できればつんく歌唱を真っ向から否定するような人、かつ茶目っ気のある人にプロデュースしてほしいなぁ。そのときまでは表面的には従順そうに振舞いながら、内心では舌を出し、密かに爪を研いでおくということで。したたかな松浦さんならフツーにできそうな気がします。声量は後回し、技術云々は知らない。来るべき日に備え長い目で見て、まずはつんく節の払拭を。本当の個性とはその先にあるものだと思います。何サマかと。