ハロ☆プロパーティ松浦亜弥キャプテン公演を先週観てきました。
中島美嘉のライブの直後であっただけに、予見してはいながらも両公演の間にある落差に思わず失笑。やや演出過剰で悪趣味とも取れる中島のそれとは真逆のシンプルさがあると評すことも可能といえば可能です。そうに決まっている。そもそも比較に意味はない。ここまでくれば皮肉でも何でもなく子供騙しを超越していっそ潔く、松浦のソロツアーの舞台装置をほぼそのまま流用していたこと自体も特にあれこれとは思わず。それにしても広義かつ消極的な意味でカラオケライブの体裁を取る以上、演出が差異化を図る要となってくるはずなのに、この大胆不敵さは何だろうか。が、全ては演者ありきですし、別にエセ評論したくて足を運んでいるわけではありませんので固執はしないことにします。ノルマ先行の無謀なツアー日程だったのだろうとスタッフに要らぬ同情すらしたくなりました。
ネタバレは避けますが、松浦・メロン記念日・Wともにパフォーマンスはさすが。『赤いフリージア』は本家の方が数段良いような気がします。また、辻・加護のかわいさも再確認。アルバムの出来が良いように思えるのでWの単独ツアー観たいなぁ、と誰よりも思っているのは本人達とそのファンなのでしょうね。ベリーズ工房も単独でツアーをするそうですし、どうにかならぬものでしょうか。まぁなんのかんの言いつつも自分は楽しめました。ツアー2日目にして早くもセットリストが変更されたことから察するまでもなく、全体的にえもいわれぬ見切り発車感が漂っていますので、おそらく今後も微調整が行われるものと思われます。ともかく長い目で見ましょうかってことで。あとのことは自分の胸にしまっておくことにします。