松浦さんが特設ステージ上で奇天烈な歌を歌いながら舞うUFOのCM。扇情的でよろしくない(どこが?)と堅くるしく考える向きも一部であるようですが、自分なぞはもう少し可愛く映せばいいのにとその点で嘆くのみで、あとは知ったことではありません。印象に残ったもん勝ちの世界でしょうし、続編であることから何らかの効果があったとみなすのが営利追求を目的とする以上自然ですので、上出来なのではなかろうかと想像するに留めます。自分としては、午後の紅茶スキャット編や世界味編、同じく午後の紅茶の海辺で佇むそれが好きであって、その方向性を望んではいるのですがまぁ文句は言いますまい。大量露出は諸刃の剣であり安易に消費されてしまうのは勘弁だけれども贅沢を言えば罰が当たる。かといってCMの世界は泡沫の夢の如しだと聞きますので、さすがにいつまでも続くとは思っていません。結果として歌が残るのであればそれが一番いいと口にするのは簡単ですが、何事も様々な要素が絡み合ってこそのものだと思いますから、そう都合よくいかぬのが世の常。つまり自分が気を揉んでも仕方がないということ、うまく作用すればいいなと願うばかりです。なるようになるさ。ありがたやありがたや。
ところで肝心のUF0での歌がどこか調子っ外れで下手くそに聴こえてしまうのは自分だけでしょうか。元々低音域を得意とはしていない彼女ですが、きれいに歌い上げたところで詮無いので敢えてそうしているのか、はたまたメロディ自体が生じさせる違和感なのか。どうでもいいか。