松浦さんさえ良ければ後はどうでもいいと思ったことはないし、嫌いなメンバーなど一人もいない。松浦さんの件を通過し、その逞しき姿を見るにつけ以前よりもずっと彼女のことが好きになった自分だから言うが、トリガーとなった思われる事柄だけを抜き出せば、ほとんどのファンにしてみれば実に取るに足らない出来事であるはずだ。矢口さんの意志がよほど強固なのか、個人の感情を圧殺しうるほどにモーニング娘。という看板が重いのか。はたまた外部からは窺い知れぬ事情が存在するのか。それを詮索する趣味は自分にはなく、ただ公式発表を間に受けるばかりである。


日々の生活に汲々としている自分が言うのも身勝手な話だが、それぞれ自身の望む分野で活躍できるに越したことはないものの、究極的には、彼女達がどこかで生きてればそれでいいと思っている。幸福に満ちているのであれば他に言うことはない。愚痴多きサイトではあるが、これでも、あらぬ箇所から勝手に未来を見出しては独りで狂喜することを自分は原則としているつもりである。過去を蔑ろにするつもりはない。現在を軽んずるつもりもない。それでも、昨日よりも今日、今日よりも明日がいいに決まっている。恥ずかしながら本気でそう思っている。それは変わらない。変えない。